ネット書店の楽しさは

アップルが国内でiPad、iPhone、iPod touch向け電子書籍販売を始めた。iBookStoreで講談社、角川書店などの書籍数万冊を揃えているという。新しい書店がまた１店オープンしたよ う気分でもある。ただリアル店舗と違って、まだ面白みが全然たりないのは難点だが、これも時間が解決してくれるのだろう。

リアル店舗とネット書店のリンクをアピールするジュンク堂のデジタルサイネージ

ネット書店の長所のひとつは品ぞろえだと思う。
ところがその＜蜘蛛の巣＞に引っ掛からないスゴイ本があるようだ。
歌手、三笠優子さんがブログで紹介していた「伝承秘話　唐人お吉」（石垣直樹著、万來舎）は、そのひとつである。「お吉三味線」で唐人お吉を歌っている三笠さんは、本書でもお吉とのかかわりについて書いているという。

手に入れてみようとパソコンで検索したが一向にヒットしない。
そうすると本への想いは一層募る訳で、無理とわかっていてもリアル店舗へ足を運んでみたくなる。


FBフレンドのエビちゃんは今朝のFBで「実はスゴイ！大人のラジオ体操」（中村格子著、講談社）を紹介していた。自分の本だけでは飽き足らずに、奥さんの本にまで手を出す本好きで、この本も奥さんの本を盗み読んだ（？）らしい。
＜実はスゴイ！＞のはエビちゃん、その人であるようだ。

ラジオ体操についてはボクもかつて「ラジオの昭和史」で書いたことがあったけれど、先日、新聞書評で見た「素晴らしきラジオ体操」（高橋秀美著、草思社文庫）をジュンク堂のリアル店舗で探したが、書棚で見つけることが出来ずに帰って来たばかりだ。

さて、どうするか、本を探すのも楽しい時間であるのだが。

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