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日本橋にトラムを通して賑わいを進める会、14、15日に富山ライトレールを視察へ  地元と意見交換も

◆大阪・なんばとあべのを結ぶ次世代路面電車・LRT(トラム)を走らせる運動を進めている「日本橋にトラムを通して賑わいを進める会」(代表・蘇建源共立電子産業会長)が、2015年7月14、15の両日、地域に密着して安全・安心・快適で環境に配慮する公共交通、富山ライトレールポートラム)を走らせる富山市を訪問する。一行はLRTを走らせることで緑豊かな町づくりを進める同市の実情を視察するとともに、市内商店街の人たちとトラムが町づくりもたらす効果などについて意見交換することになっている。

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富山市内を走る富山ライトレールポートラム

 同会のメンバーのほか日本橋筋商店街振興組合、でんでんタウン協栄会、日本橋まちづくり振興などからも参加者を募り、総勢15人で富山市を訪ねる。
 初日の14日、バスで富山市に入る一行は、富山駅からポートラムに乗車して沿線の町を視察することになっている。

 2日目の15日には富山市役所を表敬訪問したのち、商店街を視察し地元の人たちとトラムの効用について話しあう。

 同会では、先進地の富山市におけるトラム導入による町づくりと緑いっぱいの環境づくりに役立てることにしている。

 これより先、大阪府都市整備推進センターから、6月17日付でトラム導入へ向けた活動助成金の交付を受けている。これによって2020年の一部開通へ向けて本格稼働が始まる。