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新・デジタリアンの散歩道

デジタリアンが取材したデジタルなニュースをお届けしています。

上新電機、大阪・日本橋に大型免税店「スーパーでんでんランド」オープン     ハートフルな接客で年間売上げ8億円目指す

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7月11にオープンしたスーパーでんでんランド

 

上新電機が大阪・日本橋に10数年ぶりに出店した新店舗の大型免税店「スーパーでんでんランド」(大阪市浪速区日本橋4-12-6、中谷雅樹店長)が、2015年7月11日、オープンした。国内外のブランド時計やブランドバッグ、デジタル一眼レフカメラ、デジタル・生活・美容健康家電、薬・化粧品などを揃えて、年間8億円の売上げを目指している。日本橋における同社の店舗はこれで6店舗になった。

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おいしいを買う人たちは相変わらず多い


 店舗はかつてCDショップ「ディスクJJ」があった6階建てのビルを改装。売り場は1階から4階までで、広さは約613平方メートル。1階が薬・化粧品など日用品、2階は世界の有名ブランド・プレミアムウォッチやブランドバッグ、雑貨、3階は美容・健康家電、4階が高性能デジタル一眼レフカメラなどのデジタル家電、炊飯器などの生活家電。

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大量に展示された携帯ポット

 

 従業員は社員が8人とパートが延べ19人。パートは日本に在住する中国人など外国語に堪能な人たちを新たに採用した。

 

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包丁やピーラーも人気商品

 同社の店舗で免税品を販売できるのは日本橋の全店舗と郊外店など計46店舗がある。そのうちの1店舗、ジョーシン日本橋1番館(同日本橋5)は増える東アジアなど海外からの観光・買物客に対応して、今年1月に免税品コーナーを新設していた。

 コーナーを設ける以前の売上げを3倍も上回っていたほか、計画売上げもクリアするなど好調であったことから、今回、日本橋のメイン通りである堺筋に面した場所に移転出店したものだ。

 

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高級時計コーナーにはオープン早々から熱いまなざしが

 

 売り場には海外の人たちに人気のブランドや商品が数多く並んでいる。デジタルコーナーにはソニーニコン、キャノンといったブランドのデジカメがズラリと並ぶ。時計売り場にはロレックス、ヘルメス、テンデンスなど有名なブランド品が来店客の目を惹き付けている。

 

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人気のカメラコーナー(左) トイレなど案内表示もハートフル


 中谷雅樹店長は「扱い商品は日本橋1番館の専門コーナーの頃と比べると約5倍のアイテム数になりました」と、豊富な品揃えをアピールする。


 海外からの買い物客に人気の品物は小型ラジオやシェーバー、包丁、野菜などの皮むき器のピーラーなど。1人が1度に買物する金額は2、3万円程度で「個人の旅行客が多いため、一般に言われる<爆買い>といった現象は見られない」(吉川宣良同社営業統括部副部長)という。

 

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町にはオープンを知らせる旗が揺れている

 日本橋にある同社の店舗で買物をする人たちは中国と台灣で約7割を占めている。売り場では日本人客に接するのと同じように「商品の場所を尋ねられると売り場まで案内する、日本流のハートフルなおもてなしを心がけています」と中谷店長。

 

 買い物客の中には近くの難波や道頓堀からスマートフォンのナビを頼りにやって来る人たちもいる。その道頓堀は大阪でも屈指の海外観光客の多いところで免税店も賑わいをみせる。

 それだけに「ハートフルな接客を徹底させることで、差別化を図り客の動員を進めていく」(中谷店長)としている。

 

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中谷雅樹店長


 免税品の大型専門店は同社にとって初めての試みである。すべてが手探りであり、SNSなどを利用して中国人へ向けた店のアピールも進める。
 アウトレット店から転任した中谷店長は「客、スタッフなど周りの声に耳を傾けて、意見を取り入れ、店づくりを進めていきたい。トライできることは何でもやってみたい」と、意欲を語った。