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新・デジタリアンの散歩道

デジタリアンが取材したデジタルなニュースをお届けしています。

三菱電機、「氷点下ストッカーD」搭載でおいしい冷蔵庫をパワーアップ  「置けるスマート大容量」シリーズも機種拡充  WX・JXシリーズ7機種を発表

三菱電機が肉汁など食物からのドリップが流れ出すのを抑えながら、おいしく解凍できる「氷点下ストッカーD」を搭載した大容量冷蔵庫WX・JXシリーズの新商品7機種を8月26日から順次発売する。システムキッチンサイズに合わせた奥行き65センチのコンパクト大容量機種のMRーWX48Zは475リットルの「置けるスマート大容量」シリーズで、薄型断熱構造(スマートキューブ)を採用したことで薄型を実現した。
 

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大容量・氷点下ストッカーDを搭載した三菱電機の冷蔵庫


 食品の冷凍・解凍を頻繁に利用する冷蔵庫は大容量とともに、今、おいしさと使いやすさが求められている。それに応えたのが三菱電機が1年前から搭載している、凍らせずに鮮度を長持ちさせる氷点下ストッカーである。


 今回発表した新商品7機種では、それの機能アップをはかった。細かい温度制御をしながら解凍することで、ドリップの流出を従来に比べて約75パーセントも抑えてることができ、食品のおいしさを保つ「氷点下ストッカーD」を新たに搭載したのである。

 

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他の解凍と比べてドリップ流出の少ない氷点下ストッカーDでの解凍例(右)

 同社が行った冷凍に関してのユーザー調査によると「解凍した食材は使い切らないといけない」「解凍に時間がかかる」「固くて切れない」などを指摘する人たちが多かった。「氷点下ストッカーD」はそれを解消するもので、低温で解凍することでドリップを出さずに食材の旨味を逃さなくした。

 解凍を始めて約90分後には包丁で切れる状態になるため、朝出かける前に氷点下ストッカーDで解凍すると夕方にはおいしく解凍が出来上がり、帰宅してすぐに調理ができる。忙しい主婦には助かる時短機能である。


 発表したのはドア材にガラス面を採用するWXシリーズが、MR-WX71Z(750リットル、市場想定価格43万円前後)と同61Z(605リットル、同38万円前後)同53Z(525リットル、同34万円前後)同48Z(475リットル、同33万円前後)の4機種。

 鋼板面を用いたJXシリーズがMR-JX61Z(605リットル、34万円前後)と同53Z(525リットル、32万円前後)同48LZ(475リットル、30万円前後)の3機種の計7機種である。

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 MR-WX48Zは、今買い替え期に来ている10年前に販売された冷蔵庫の主流が奥行き65センチ未満であったことに合わせて、奥行き65センチ、幅65センチのサイズを採用している。これは三菱電機独自のウレタン発泡技術によってコンパクトでありながら、ほぼ同サイズの06年の機種が401リットルであったが、新商品では475リットルの大容量を実現している。

 このサイズは現行のシステムキッチンの奥行きサイズとピタリと合っているなど、買い替え時にサイズで頭を悩ます必要をなくした。

■大容量で業界トップを

 

 冷蔵庫の市場は14年度に消費増税の反動から前年度比80パーセントの375万台にとどまったが、今年度は405万台前後に回復するものと見られている。
 そうした中で同社は2桁以上の伸長を見込む600リットル以上の大容量タイプで「近々トップグループをねらえる位置にある」(同静岡製作所小西広繁副所長)とし、新機能氷点下ストッカーDなどによって新商品がそれの引き金になるとしている。

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小西広繁静岡製作所副所長

 WXシリーズに今回、新たにクリスタルホワイト色を加えた3色展開をしている。ドア材にガラス面を用いた製品でホワイトを用いるのは難しく「従来はどうしても青味がかってしまっていた」が、それを解消し、きれいな(クリスタル)ホワイト色を表現することが可能になった。またこれにともない、従来、鋼板ドア材のJXシリーズで展開していたホワイト機種は廃盤にしている。