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新・デジタリアンの散歩道

デジタリアンが取材したデジタルなニュースをお届けしています。

パナソニック、業界初のキュービックフォルムのななめドラム洗濯機 「Cuble(キューブル)」 11月に発売

◆掃除は面倒だが洗濯は放り込むだけできれいに仕上げてくれる手間いらずなのがいい。そんな横着者ならずとも洗濯を好きにさせてくれそうなのが、パナソニックが2015年11月上旬から発売するキュービックフォルムを国内メーカーで初めて採用したななめドラム洗濯機 「Cuble(キューブル)」なのだ。そのきれいな姿は毎日でも眺めていたくなるほどである。業界最大の洗濯物投入口を採用したほか、投入口の高さも従来機種より8センチ余高くして腰への負担を少しだけ軽くしてくれた。見た目だけでなく、洗濯機本来の洗濯・乾燥機能もパワーアップしている。

 

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空間と調和するオシャレな「Cuble(キューブル)」

 発売するのは洗濯容量10キログラムのNA-VG1000L(左開き)/R(右開き)、洗濯7キログラムの同700L/R、同10キログラムのNA-VS1000L/Rの3タイプ6機種。市場想定価格はNA-VG1000L/Rが29万円前後、同700L/Rが25万円前後、NA-VS1000L/Rが24万円前後。

 

 高さ約1メートル。小型冷蔵庫を想わせるような、シルバー色した直方体の姿。振動を吸収する凹凸がある側面以外はすべてフラットフェイスである。操作ボタン部も静電タッチパネルを採用しているので突起はない。電源を入れるとはじめてボタンが表示され、オフにすると表示は消えて見えなくなる。未来感覚なおしゃれデザインだ。

 

 直方体スタイルの洗濯機はヨーロッパでは一般的だが、それは水平ドラム。ななめドラム洗濯機は世界で初と言ってもいいのかもしれない。

 

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大きくなって約8センチ高くなった投入口

 耐食性が強くて変色しにくいクローム素材を洗濯物投入口などに用いて、シンプルな空間に調和するように工夫をこらす。その投入口は従来機種のNA-VX9500の35センチから、業界最大の42センチと約38%大きくしているから、出し入れがしやすくなった。

 

 こうした洗濯機を使う人への配慮は、投入口の位置にも見られる。本体の高さは従来機種と同じなのだが、投入口最上部の位置を8.3センチ高くしている。これはCubleが従来機種のような乾燥機用のヒートポンプを搭載していないから可能になった。

 腰をかがめなければ洗濯物を取り出せなかったこれまでと比べると、これによって身体への負担を少なくしている。

 

 投入口には従来機種ではABS樹脂を用いていたが、今回はアクリル樹脂による透明感があり傷つきにくい「クリアウインドウ」を初めて採用したことで、洗濯槽内を見やすくした。

 

 洗濯機の基本はやはり汚れを落としてきれいに洗濯することだ。

 洗剤液をヒーターで温める際に約15、40、60 ℃と3段階の温度設定が可能な「温水機能」と、泡を繊維の奥まで浸透させ汚れを浮かせて落とす「即効泡洗浄」を搭載している。これによって、黄ばみやガンコな汚れを落とし、繊維の奥の汚れも落とせるようにした。

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がんこな黄ばみもきれいに落としてくれる

 

 乾燥機能を持つのははNA-VG1000、VG700の2タイプで、新たに「低温風パワフル乾燥」(ヒーター排気式 )を開発し、室温プラス約10 ℃の低温風を約3m3/分の大風量で衣類にあて、衣類の縮みや傷み・シワを抑えてやさしく乾かします。新たに「約30 ℃槽洗浄コース」も搭載した。
 重さはNA-VG1000で72キログラム。従来の最上位機種よりも5キログラム軽くなった。

 

■Cubleでドラム洗構成比5割へ■

 

 ななめドラム洗濯機は2003年にパナソニックが初めて発売し、これまでの累計販売台数は300万台を突破している。業界のドラム洗濯機の構成比、普及率ともに15パーセントとされるが。Cubleの発売によって同社は、タテ型洗濯機からの買い替えの促進し、2016年度にはドラム洗濯機の販売構成比(金額ベース)50パーセント以上、市場シェア(台数ベース)50パーセント以上を目指している。

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ななめドラム洗濯機でシェア50%(台数ベース)をねらう

 同社は「30代のディンクスやデュークス層に支持されそうだが、広いターゲットに働きかけていく」と話している。

 

 横着者はきれいに洗うだけでなく、きれいにたたんでくれるまで、すべてをしてくれるメイド型洗濯機の出現を期待するのだが・・・。