◆大阪・日本橋で作る「日本橋にトラムを通して賑わいを進める会」(代表・蘇建源共立電子産業会長)が、2015年10月23、24、25の3日間、鹿児島市内で開かれる「LRT都市サミット鹿児島2015」と「第12回路面電車サミット2015 鹿児島大会」に参加します。すでにLRTを導入している土地から参考意見を収集する予定です。
LRTは、乗降に階段の昇り降りがないなどバリアフリーに優れているほか、時間とおりに利用できる利便性に富み、街に賑わいをもたらし景観作りに役立つ。さらには環境負荷が少ない次世代の路面電車として注目されています。
LRT都市サミット鹿児島2015は鹿児島市が主催し国土交通省などが後援して、23、24の両日に鹿児島東急REIホテルで行われる。全国からLRTを走らす都市から首長らが集結し、LRTの導入事例や国内外のLRT事例発表が行われます。
初日には首長会議ののち、サミット宣言が発表されます。
第12回路面電車サミット2015 鹿児島大会は24、25日、天文館ビジョンホールで開かれます。参加団体からの発表など路面電車サミット本会議のあと、LRT研究の第一人者の宇都宮淨人関西大学教授の司会で参加者による意見交換会などが予定されています。
これに参加を決めている日本橋にトラムを通して賑わいを進める会は、会議を通して本当に老人にも使い易いのか、街の人たちに喜んでもらえるのか ー などを確認したい考えで、蘇代表は「LRTが走る街の人たちの声を直接に聞いてみたい」と話しています。