ドウシシャ、ホームセンターで気軽に買えるスマホ「Fast Fone(ファストフォン)」2機種発売
◆ドウシシャ(本社・大阪市中央区、野村正幸社長)が、格安データSIMカードとSIMフリースマートフォンをセットにした「Fast Fone(ファストフォン)」、3.9Gの高速通信規格のLTEモデルと3Gモデルの2機種を、2015年7月下旬から全国のホームセンターやディスカウントストア、コンビニエンスストアなどで順次販売する。価格はオープンだが、市場想定価格はLETモデルセットが2万4800円、3Gモデルセットが1万6800円。
3Gモデル(FS-01P3G)
ファストフォンは「手軽に購入でき、すぐにご利用いただける」をコンセプトにした、SIMカードとSIMフリースマホがセットになったファストフード感覚なスマートフォン。
ドウシシャでは、NTTドコモから通信回線を借りる複数の仮想移動体通信事業者(MVNO)のサービスを利用することで、独自のサービスを提供する。基地局などの設備投資を必要としないので、格安でサービスを可能にした。
ホームセンターなどでSIMフリースマホとSIMカードをセットで購入して、電源を入れ、クレジット番号などを入力するだけで、すぐにIP電話番号が発行され、利用することができる。
発売する端末はいずれもシムフリーでOSはAndroid 4.4。LTEモデル(FS-02P4G)はZTE社製で、Blade Vec 4G、5インチ液晶搭載。データSIMカードのセット販売。3Gモデル(FS-01P3G)はコヴィア社製で、4インチ液晶を搭載する。データSIMのセット販売。
ドウシシャは従来から全国のホームセンター5000店舗をはじめディスカウントストアやコンビニに商品を販売しているが、要望の強かったスマートフォン販売については開通作業に長時間を要するなどの問題も多く、対応できないていた。
今回、MVNOとの提携によって、より簡単に販売するサービスを提供することができ、販売を始めることになった。
ユーザーサポートは、使い方や開通手続きなどあらゆる質問に対応するファストフォンサポートセンターを開設して問い合わせに応える。
オプションで「FASATFONE 安心パック」を有料(月額540円・税込)も用意。専用ダイヤルや遠隔操作サポート、セキュリティ対策や自宅にあるパソコン・プリンターなどのフルサポートも始める。
[FAST FONE 専用サイト]